女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
『浩ちゃんのバカ!』
黙ったままだった茉莉が後ろから声を荒げて言う
『壱兄が心配してたのが分かんないの?…ッー壱兄…浩ちゃんとケンカした後でも勉強してたのに…教えて貰ってた分無駄にしないように頑張ってたのに…』
茉莉は泣きながら浩平を見てた
浩平は泣いてる茉莉に観念したのかびっくりしたのか腰を落としてイスに座った
浩平は俺を見ずにゆっくり話し始めた
『19時…過ぎぐらいに…外歩いてたら絡まれたんだょ』
19時……ってことは俺はまだ学校か
立川と話してたあたりだな
『ケンカ売られた…ムカついてたから…ケンカをかった…そこに警察が来た…以上だょ』
つまりつまり言う浩平
ケンカかょ…
何してんだよ浩平、
『っ…バカじゃねぇの?今が大事な時期なんじゃねぇのかょ!!お前言ったょな!?』
浩平はまだ俺を見ずに聞いてた
俺は浩平に俺の気持ちが届けば何でも良かったのかもしれない
俺ゎ浩平から目をそらさずに言う
『浩平……お前の決めた高校を.変えろって言ったのはわりぃ…でもな…こんなことしてたらその高校にも行けないだろぉが』