女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
『高校変えろって言ってわりぃ…?ふざけんなょ…今さら何謝ってんだ!?俺ゎ受かるょでもな
お前に俺が教えてなきゃお前ゎその高校受かる道あんのかょ!?』
俺の言葉にバッと顔をあげ俺を睨みつけてそう言った
そぉ……だよな
パンー…!!
後ろにいた茉莉が涙で目を濡らしながら浩平の頬を叩く
茉莉……?
『浩ちゃん最低…だょ…壱兄より頭いいかもしんないけど…今の浩ちゃん…頭よくても全然ダメだょ、最低だよ浩ちゃん…。』
茉莉はそう言って個室の部屋を出ていく
浩平のおばちゃんはでていった茉莉を追って出ていった
『…ちっ…』
浩平は閉まるドアを見た後、舌打ちしてイスを蹴った
『……確かに…お前がいなきゃ俺は受かる道なかった…お前が頭いいことは分かってる…でも…俺に教えてお前が落ちたらどうすんだょ』
『……俺は落ちねー…』
『あぁそうかもな…夜中に勉強してるからな…でも授業中寝てたら意味ねぇだろ…』
『…………』
黙る浩平をじっと見て
『俺…林に言われてどうかしてた…正直…俺はお前と同じ高校に行きてぇ…ライバルでもあるから…張り合える奴がいないのはおもんねぇし…』
そう本心を伝えた
あぁー……
本心言うのははずかしいもんだな……