女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
『壱ーでもヒゲぐらいじゃあ無理だろ』
『そうか??』
壱は
グルリと後ろを向き高橋に一言
『嘘つき野郎』
『ぶっ……アハハ』
あー腹痛ぇ
バカだよなうん…バカだよ壱は
たまぁにズレたことすんだよな壱って
てか、よくからかわれてんのに
高橋のこと信じてんのかよ
また余計にからかわれるだけっつったのに
『俺はヒゲなんてなくても男!だ!』
ひらき直り
そう言って高橋に体当たりしてる
んーー…
背があればなぁ…
『こーちゃん♪』
っな…!?
いつのまに来てたのか俺の前でニマーって笑ってる壱
『い・壱?』
なんかきしょくわるうぅ
こーちゃんとか呼んだことねぇのに
『男っポイってどんなのなわけ??』
男っポイ―?
どんなのって言われてもなぁ…
『なぁ!高橋が浩平に聞けば分かるって言ってたぞ』
ぶっ…また信じてるよ
そうだなぁ…
『恋したら分かるんじゃない?』