女っポイ俺の恋っポイ！【長編】

『ごめん……』


そう浩平は言って茉莉を抱きしめた



うん……


まてまてまて

完全におかしいだろ


『おぉい……二人共さぁ…なんかいい感じなんだけど』


そう声をかけた俺に
浩平ゎ茉莉を見てた顔を、ん？と俺に向けて


『…ぅわ!!壱いたのかょ』


そう言った
うわ……最悪だな


でもだいたい検討ゎついた
俺の勘がピーンと働いた


『聞かせてもらおぅか…浩平…俺の妹…お前のなんなんだー？』


まだ抱きしめてる浩平に俺は詰め寄る












『ただいまぁー…』


『おかえりなさぃ!大丈夫？』


『ぅん…浩ちゃんと私は大丈夫だけど壱兄が』



ありえねぇ……

ありえねぇ……


頭に手をあてて
ありえねぇ
の連呼
なんであんな時だけ勘が働くんだ


『壱ー…悪かったってば…言ってなくて』


『…あら…どうしたの？壱は？』


『ちょっとね……』


茉莉が苦笑いしながらそう言った

俺は浩平と茉莉をつれて部屋に行く


二人を座らせて


『付き合ってんだょな？』

あらためてそう聞いた


『ぅん…』


『その通り』


さらっと答える二人
はぁ……
まぁ茉莉の気持ちには気づいてたけど
浩平は分からなかった…