女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
『神崎君ー…?』
『あ…?あぁごめん』
また考えごとしてたし……
やっぱいたんだな
好きな奴
んー…気になるよな…
立川の好きな奴…か…
もし…もし浩平だったらどうしよ……!!
俺最悪なことしたことになるよな…
ちょっ…ちょっと覚悟決めてみようか…な
おし…!
『立川…好きな奴…ってもしかして…浩平…だったりする?』
目を一瞬少し丸くしたけどすぐ笑って
『へ…?や…違うよ。』
そう言った
はー…良かった…
んでもほんとに言ってるのかわかんない…だから
『まじ…?』
そう聞く
『うん。』
……ほんとかよー…
って正直思ってる。
でもまぁ…信じるけど
もし本当だったら立川言ってくれるだろ?
浩平が好きな奴じゃなくても
立川に好きな奴がいる…ってことにわ変わりない
俺はどうしたらいいんだろぉ…
俺は立川好きで?
立川はほかの奴が好きなわけで?
はぁ……
なんか……今更後悔してきたかも……
もっと早く行動してればとか
もっと素直にしてればとか…
色々いっきに考えてしまう…
俺は…どうもがいても…無理なのかもしれない
あぁー…つれぇなぁ
告ってればなぁ…
って…俺にはそんなこと言える訳ねぇょな