女っポイ俺の恋っポイ!【長編】


んー……


今だに頭ん中が後悔の渦でいっぱい

の俺

好きな奴だれ?
なんて聞けねぇからィラィラしてるし…


林の進路話にも耳にたこができるぐらい聞き飽きたし…

つか.すげぇ林に進路は安全圏で行けって言われてる

でもそれじゃあ
あいつらと一緒の高校には行けない

浩平に対して恩を仇で返すことにもなるし
まず今までの努力が無駄になるのが嫌だ


『神崎ー…ちょっと』


林が教室のドアから半分だけ体をだして手招きする

また進路の話か…

最近よく呼び出される


もぉすげぇィラィラするんだょな
林に拒絶反応起こしそうだわ


『へーい』


俺は席を立ち
進路相談室に行く

もぅ11月……さすがに寒いよな。

なんて窓から誰もいない寒そうなグランド見て考えてる俺




『まぁ進路の話なんだがな』

進路相談室に入って座った林が早速話し始める


ほら…当たった
何回言っても一緒だっつぅの
しつこいよなぁ林も


『変わんねーょ俺…俺は今の志望校のまま』

『んー……。しかし…』

『せんせー。俺.信じれないわけ?』


『いゃ…そぉじゃないが…』


苦笑いして言った林はまた考えこむ


『安全圏で行って俺は満足できなぃ…ぜってぇ…受ける』


そう言って俺は進路相談室をでた





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