女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
むちゃな事…なのかもしんない…
でも俺は.むちゃなこと…してみてぇんだ
『なぁ…高橋』
『ん?』
俺は教室に戻ったあと.後ろをむき高橋に聞く
『お前も俺と一緒の志望校だょな』
『そぉだけど?』
今更?って顔して俺を見た高橋に
『…俺さ…今志望校変えろって言われてんの』
そう話した
こんなこと話してどうにもならないことは分かってる
すべて最後の最後に決めるのは俺なんだから
『そなんか。まぁ…安全圏で行けってことだろ?おもんねぇじゃんな』
『…だよな…まぁ変えねぇけど』
やっぱ…分かってくれてんだょなぁ
つか…今は進路のことなんて関係ねぇんだょ
……ぃゃあるけど
大事すぎるけど
それより!
立川のことなんだょな……
『告れば?』
『は!?』
『いや…考えてただろ?』
なんでわかるんだょ
高橋ってなにかとするどいょな
てかみんなするどいよなぁ
やっぱ顔にでてんのかな
『告れ…ねぇよ…』
『なんで』
『好きな奴いるんだってさ…』
『だから?』
サラッと答える高橋に少し戸惑う
『は?だから…無理だょなって』
『わかんねえじゃん。好きな奴お前かもしんないし』
お………
俺ぇ??
『ないない!ありえない』