女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
『あぁー…』
『どしたー?』
浩平が教科書に目を向けながら聞く
俺は部屋に置いてある机にだれてる
『つらい…』
『勉強がか?』
『それもだけど立川が…見てたり.一緒にいてたりするとさ…あぁこいつわ好きな奴に笑顔向けてんだよなって』
『…ふーん.まぁ後悔してんだったらそぉなるだろ』
ほんと…後悔の塊だゎ
『お前さ…後悔してんだったらいっそ言えよ』
『……言えねぇ』
『…はぁー言うけどな…グジグジしてたらもっと後悔すっぞ?立川さんが好きな奴と付き合ってもいいわけ?』
『いやだけど…そうなるだろいずれ』
俺が言ったところでさ……変わらねぇし
『少しでも立川さんの心にさ…お前残せよ…好きなんだって思わせればいいんじゃねぇ?んなら変わるかもよ』
変わる……?
変わんのかよ…
ほんとに…言えば
変わるか…?
俺わ…後悔してんだよなぁ…
んなら…告白
すれば楽になんの?
つらい気持ちなくなるか?
そんなら俺は
告白する
決めた…
少しでも…振られたって少しでも
あいつに俺が好きだったってあいつの心に
残させてやる
神崎 壱斗
人生初めての
告白ってやつんしてやるよ