女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
『それとは別なんだよ』
俺の答えにますます分からんって顔する壱
『わかんねえなぁー…』
ま…
いずれ分かるだろぅ…
あーーー………あと
壱には内緒な??
俺が恋してること♪
壱Saido
ぜんぜんわかんねえ
浩平の言ってる意味わかんねえ
『壱ーどうだったぁ?』
ニヤニヤしながら俺を見る高橋
あ♪
『たっかはしぃ♪』
ドカッ
『グエッ……またかよ』
『なぁなぁお前恋したことある??』
『はぃ??』
倒れたイスを直しながら驚いて俺をみる
あり?したことないんかな…
『いやな…浩平が恋したら男っポイって言われるって』
『ぶっ……!壱が恋ー??ありえねー』
顔の前で手を降ってる高橋に少しイラっときて
『な!じゃあ高橋してんのか??』
そうもう一回聞いた
『へ?』
また驚いたように
目を見開く高橋
はぁ
なんなんだよさっきから
『知らない?』
知らないー?
なにがだよ
と不機嫌に言う俺
『付き合ってんよ?俺』