女っポイ俺の恋っポイ!【長編】



『俺…立川に知って欲しかったから…少しでもさ…立川に気にして欲しかったんだ…』


もう、云ったあとなら素直になんでも言えるな


『っ―…ぅ―…』


『え?泣いてる?』



なななんで泣いてんだょ…!
どうしよ…


『……神崎くん…なんで…っ』


またなんでかよ…
いや


『だから…』


『なんでっ…私っ…なの?好きなっ…こ…他に…』


何言ってんだよ?
聞いてなかったか?


『俺が好きなのは立川…だ』


もう一回言わせんなよな…
恥ずかしくて
苦しくて仕方ないのに


『……ぅ―…信じても…いいのぉ?』

















は……?


信じてもいいのって………




え?

え?


意味わかんねー



『私も………』











『神崎くんが…好き…なのぉ…』










ん、、やっぱり

って………



『え!?まままじ?』



『っ…うん』


何回も頷く立川

まてよ……じゃあ好きな奴って



俺!!??



告白するかもしれない立川の好きな奴……


俺…?



『綾乃…達から…聞いたのっ…神崎くん…告白しちゃうって…だから』


『え?じゃあ…俺が泣かせたの?』


『あれは……神崎くんがもぉ告白したからって…言われたからぁ……』








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