女っポイ俺の恋っポイ!【長編】







『…は?俺告白してないんだけど
って立川…こっち向いて?』


後ろを向いてる立川にそう言う
立川はゆっくり俺のほうを振り返る

ぅっ……
ドキってした…

立川の照れ笑い…
可愛すぎだから



『うん…多分だけど…騙されちゃった…』


『……あいつらに?』


『うん』


はぁぁ―……

なんなんだょ…


立川のこと泣かせてんの俺だったんだ……



てか…あいつら知ってたのかよ…

浩平が笑ったのも自分で自分を責めてたから…かよ



『あぁ―……』


俺わその場にしゃがむ

恥ずかしい……んだけど…

一人でテンパってた俺って…



『か..神崎くん?』


『―……俺…ダサくない?一人でテンパって一人でむかついてたんだけど』


『へ……?』


『立川の好きな奴にむかついてたんだよ』


『ぁ…ぅうん…私も…神崎くんの好きな人…羨ましいなって…思ってたから』


『……』


反則だろほんと…立川の笑顔…


俺はスっと立って立川を見る

俺の他にこの笑顔見せたくねぇって思った


『……?』


『……ごめん…今…すげー嬉しい』


『っ―…―』


立川は一気に真っ赤になる…
暗いけど電灯の光で分かる






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