女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
着々と机の上に勉強の準備を始めた浩平
『高橋…どうすんのかなぁ』
俺わ仰向けになって背中を向けてる浩平に言う
浩平わ手を動かしながら
『わかんね。でも大丈夫だろ…一つの壁だょあいつらにとってのさ』
そう答えた
そういうもんか…まぁ…恋愛わ難しいってことだな
ほんと…大変だよな
トントン―
部屋をノックする音がしてドアが開く
茉莉が顔をだして
『壱兄~晴香先輩だょぉ?』
そう言った
晴香先輩?
あぁ~立川ね。晴香先輩なんて言うから誰かと思ったわぁ~…
ってええ!?
立川ぁ?
俺わ寝転がってた体をいきおいよく起こしドアをみる
茉莉の後ろからひょいと顔をだして俺を見る立川わ
『おじゃまします』
そう言うと部屋に入ってくる
『浩ちゃん勉強頑張ってね』
茉莉わそう笑顔で言うとドアを閉めた
『立川…どした?いきなし』
散らかってんのにー…
こんなことなら整理しとくんだったよ…
『ごめんね?いきなり…あの…綾乃のこと』
あぁ……なるほどね
桜田と高橋の話しね
浩平わ動かしてた手を止め立川をみる。
大丈夫って言ってても気になるんだよなぁやっぱりさ