女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
ギュッ―…
俺わ
隣にいる立川の手を握る
いきなり手を握りしめたから立川は少しびっくりして俺を見た
『そんな悩むなよ…って言ってもぉ悩むな…まぁ…大丈夫だょ』
俺わニカッて笑って立川の手をまたギュッて握る
立川わ“うん!”と笑って握り返してくれる
そのことにキュンとする俺わ同時に少し不安になった
俺らも高橋らみたいに喧嘩するんだろなって
しない方がおかしいって聞くけど
今の俺らからしたらわからない気持ちなんだ
『神崎君…私たちも喧嘩する時くるんだよね』
ドキ―…
あせった…おんなじこと考えてる
少し笑いかけたけど立川が不安そうな顔をしてる感じがするから
俺わ足を止める
立川は不思議そうに立ち止まった俺を覗き込んで
『神崎君?』
そう聞いた
覗き込んだ立川の顔はやっぱり不安そうな顔をしてた。俺わ
ギュゥ―…
っと胸が締まる感じがした
『大丈夫だょ立川…そんな不安がんなよ』
『ぁ……わかっ…ちゃうんだ…ね』
立川わ覗き込んでた顔を戻してアハっと笑うと髪の毛を手でさわる
そらよく見てるからわかる
表情なんて、性格なんて付き合う前からよく見てたから…。