女っポイ俺の恋っポイ!【長編】



前を歩いてる高橋に突進する俺

よろける高橋に俺は


『高橋やるじゃん』


そう言った。高橋は俺をみると“だろ?”っと言いケラケラ笑った


『また浩ちゃん惚れちゃった』


と浩平は駆け足で高橋の肩に手をまわして言う

そのままケラケラ笑いながら駆け足で公園に入ってく二人


少し後ろで歩いてる立川に駆け寄り“良かったよな”そう言った


立川は“うん”と笑顔で言うと俺を見た


『立川?まだ…その…不安?』


俺がそう聞くと立川は少し悩んだあとで
“少し不安だけど、大丈夫。綾乃達もきっと仲直りするんだし”
そう言った


いつかはやっぱりケンカしたり距離ができたりすると思う
でも高橋達みたいにまたああいうふうに戻るために頑張れるんなら
そういうのがあってもいいかなと思った


『うん、だな。』


そう言って立川に顔を近づける
立川も少し目を軽くつぶる


『い~~ち~!立川さぁん、なぁにしてんだぁ来いよ~』


あと少しってとこで浩平がブランコをこぎながら大声で言う

俺は驚いて動きが止まる。立川もびっくりして目をあける
近い……。
あと少しだったのに…


俺は“はぁ~…”とため息をついて立川の手をとり公園にいく









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