女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
俺らは見失わないように走った
さすがに追いつきはしないけど。
『綾乃!!』
そう高橋が叫んでる声が離れてる俺にも聞こえる
『桜田先輩!』
杉本も叫ぶ
桜田は途中の通り抜けできる空き地に入る
そこで高橋が桜田の腕を掴んだ
杉本も俺らもそこに入ってく
『ゃ…離して!私は健太が…!』
そう叫びながら腕を振りほどこうと桜田は腕をふる
『俺だ!』
桜田の声を遮るように高橋が腕をひっぱり桜田を後ろから抱きしめる
『俺だょ…綾乃』
さっきとは違う優しい声で桜田に言う
桜田わ声を聞いて分かったのかゆっくりと動きが止まった
『せんぱっー…!』
その光景をみた杉本が駆け寄ろおと走りだす
それを浩平と俺が止める。
杉本ゎ後ろを振り返り俺らを睨みつけ
『離せっー…!』
そう言った
浩平は負けじと杉本を睨みつけ
『あの二人邪魔するやつわ誰だろおと許さねぇよ?』
そう低い声でいう
杉本の腕を掴んでる手に力が少し入る
まだ抵抗してる杉本ゎ高橋と桜田をみてる
『けん…た?』
弱々しい声でそう言う桜田に“おぅ…”と答える。
高橋はゆっくりと腕を離して桜田を自分の方に向ける