女っポイ俺の恋っポイ！【長編】

『わたしっ…さっきのわ…ちがくて…誤解で…』


高橋の顔をみる桜田わ不安で泣きそうな顔をして、そうつまりつまり言った


『綾乃、落ち着け、な？』


高橋は優しく言うと頭にポンと手をおく


『っー…けん…た…。さっきの、違っ…うからね…っー…』


桜田わ頭にある高橋の手を握りしめると自分の胸の前でギュッとまた握りしめる


『分かってる…だから泣くな。綾乃の涙見ると、苦しくなる』


そう言い高橋ゎ片方の手で桜田の目に溢れてる涙をぬぐう


『ぅっ…け…んたぁ…ごめっ…ん…ごめんねぇっ…』


高橋を見つめる桜田の目からわ大量の涙が流れおちる

と同時に高橋の目からも一粒涙がながれた


『綾乃…俺…やっぱ綾乃いねぇと無理…行けばって言われたけど…離れられそうにない…だから…綾乃のそばにいていいか？』


高橋わ桜田の涙で溢れてる目を見つめてゆっくりと言う

桜田わその言葉にまた涙をこぼして何度も何度もうなずいて高橋に抱きついた

ギュッと抱きしめる高橋をみて、杉本も腕の力を抜いた


『健太ぁ…好き…大好き…離れないで…』


『綾乃…俺も好き。離れんな』


そう言うとお互いに顔を見合わせて笑った
軽く高橋が桜田にキスをしてまた抱きしめた