女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
『…なんでそんなことで悩んでたんだよ』
俺の部屋で浩平が弱々しい声でつぶやきため息をする
その浩平の前でちょこんと正座して
今にも泣きだしそうな顔して
浩平のつぶやく声を聞いてる
『…俺はいつでも…茉莉ちゃんから離れない』
うつむいてた浩平は今度わしっかり茉莉を見て言う
『…浩ちゃんっ…』
涙でいっぱいになった顔で浩平を見て浩平の胸に飛び込む茉莉を
浩平わしっかりと抱きしめた
茉莉が最近悩んでたことわ誰にでもある不安ってやつだった
俺から見ても完璧な浩平わやっぱりモテるわけで
だから茉莉わ高校に進んでしまう浩平を心配に思ったらしい
でも浩平わその思いが嬉しかったらしく
茉莉が悩んでたことが聞けたことが嬉しかったらしく
茉莉を抱きしめてる浩平わ笑顔だった
『っ~…ごめんね…不安になってごめんね…浩ちゃ』
茉莉の弱々しい言葉が途切れたわけわ
俺にとってわ有り得ない光景だった
『……こ…うちゃん』
真っ赤な顔して浩平を見る茉莉
その浩平わにって笑って
あ…!っと声だすとチラっと俺を見る
途切れたわけ…?
そりゃあ…
泣いてる茉莉にキスをしたから