女っポイ俺の恋っポイ!【長編】
『ほんと、前までわ受験なんて…とか言ってた奴がね』
桜田と晴がこっちに来て言う
いや…言ったのは桜田だけだけどな
『ほら晴香もなんか言ってあげな』
『か…変わったんだよね壱斗は…男っぽくなったよ…』
照れながら言う晴わ真っ赤でつられて赤くなる俺
『ちぇっ晴香ぁ…あんたほんと好きなんだね』
晴がけなすような言葉を言うと思ってたのかおもしろくなさそうに言う
晴が言うわけないだろっての
まぁ確信なんてないけどさ…
『うん…好きだょ…』
呟くように言った晴の言葉を頭の中でリピートする
好きだょ…
って言った…よなぁ…
晴が…人前で?
俺のこと?
好きだょって?
『きゃぁ~晴香可愛い~もぉ…純情なんだから!』
少し顔を赤らめて晴に抱きつく桜田
ぁ…ずりぃ…
『きゃぁ~壱ってば可愛い~もお…照れ屋なんだから!』
そう言って抱きついてくるのわニヤニヤしてる浩平
いやいやいや…いきなり好きだょ…とか人前で言われると恥ずかしいっつうか…さ
周りだってちらほらみてる奴いるし?
晴わ顔をまだ赤らめて抱きついてる桜田に手をまわしてる
それをみてた時に耳に入った聞きそびれそうな小さい声での話し声