女っポイ俺の恋っポイ!【長編】





『立川って…あんな大胆なんだな…』

『なんか照れてる立川ってなお可愛くない?』


ピクピクっと反応した耳わその会話をしっかりと聞いた


照れてる顔がなお可愛い?

ってことわいつもも可愛いっつうことだよな

まぁ可愛いけどな


いやいやそうじゃなくて…晴…モテるんだよなそういえば

まてよ、卒業式とかに告られるんじゃねえの?

あり得るよなぁ…



『あの照れ顔さ俺に向けて欲しいわ』


笑いながら話してるそいつらになんか妙に焦りっつうかなんかモヤモヤしてきた

別にとられるわけでもない
だけど俺以外の奴らに俺のことで照れた顔を表情を見られるのがすごい嫌だ
そう思ったから


独占欲…だよなこういう気持ちって
俺…嫉妬やばいよな…


でも一度モヤモヤしてイライラしてきたらもう止まらない
頭より手が先に動く


『壱?どした?なんか怖いぞ』


高橋の言葉を聞きながらも無視して俺わ立ち上がって晴の腕をつかんで教室をでる




『あぁ~あ…壱の独占欲わすごいねぇ~』


俺の思ってることが分かってたのか後ろでそう浩平が呟いてたらしい


『どこまで行くの?』


そう俺に引っ張られる晴わこけないように必死でついてくる


乱暴だけどごめんな
いきなりこんなことしてごめんな

でも俺

晴が思ってるより変われてないし男っぽくもなれてないみたいだ





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