女っポイ俺の恋っポイ!【長編】



『んや…なんでもない…』


『?』

俺はひとまず席に座る


さっきの気持ちと
今までの立川を避けてた気持ちが繋がるのかわかんないけど


考えてみた


でもわかんない



『あぁー…クソッ』


『えらく機嫌悪いじゃん』


後ろから高橋が言う
俺ゎ振り返って


『んー…ぅん』


そう答えた


『なになになんか悩み?』


『まぁそんなとこ』


『で?どんな悩みよ』


んー…なんて説明すればいいんだ…
悩みなんだけど、なにが悩みかわかんない


『んー…なんかモヤモヤっとしてズキっとして……』


これが悩みの原因なんだよな


『…は?』


は?って………
わかんねえのかょ


『だからモヤモヤズキっだよ』


『いや意味わかんねーってかなんのことでそのモヤモヤズキっになるわけ?』


困惑した表情で俺に問いかけてくる高橋


『いやー…うん誰か』


なんか名前だせない
いやだせるけど
なんとなく


『まぁとにかくいつズキっになるわけ?』


『くらべられた時とか?モヤモヤはある一件からずっと』


『……詳しく』


詳しくーー?
めんどくせぇなぁ


『だからー…避けたりしちゃうんだよ』





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