女っポイ俺の恋っポイ!【長編】


『ほんと!仲良いねぇ』

わざとらしく少し大きな声で何回も連発しながら俺を見てくる二人


俺は二人を睨んで


『なんだよ』


そう言った

二人は、はぁ~…
とため息をつき

『やくだろ~?普通
男としゃべってんだよ?立川』


そう言った

なんか俺呆れられてるし


『高橋じゃあるまいし俺はやかない』


『な!普通はやくんだよ』


二人共本気で呆れた感じで言ってくる
なんかムカつく


普通はね…普通

俺普通じゃないし…


いや普通でもやかない奴もいると思うし


うん…いると思う


『壱はさ気づくのがいつも遅いからなぁ自分に言い聞かせてるからそう思うんだよ』


浩平が言う

ところで浩平は今好きな人がいるんだったっけ?

いないっけ?恋してないっていってた?


忘れたし………
てかしらないし


『……浩平は恋したことあるからわかるんだろ?でもさ好きっていつわかったよ』


『難しい質問キタァ~んーわかんねー』


わかんねーのかよ……

俺と一緒じゃん

あ…違うって、?
一緒だろ…?



『今は?いるんか?』


『え??いねぇー…よ』

ん……、?

なんか戸惑った…よな!



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