女っポイ俺の恋っポイ!【長編】




『あ…たし神崎君できるまでいる…から』


へ…?



『まじぃ~?神崎の為にそこまで?』


イラッ――…

だからさっきから
なんだょこいつ

しかも神崎の為って
神崎の為にって!!

俺こいつ苦手っつうか
完璧嫌いだゎ


『峰岸君…ごめん遅くなるから帰っていいよ?』

『ぇ―…んや待ってるわ』


そう言ってまたイスに座った


だからお前が座るとイラつく!!


いちゃもんつけて…
嫌みばっかいいやがって…


『…峰岸君あの…神崎君集中できないと思うし外で待ってて?』


立川が申し訳なさそうに言った


『…わかったわかった』

少し諦めた顔して
立ち上がった峰岸ゎ外にでる


『…良かったわけ?』


俺は問題をときながら言った


ってか問題解いてるってより嬉しさで顔が赤くなってんの隠してるだけ


『うん♪』


って見なくてもわかる笑顔
少し声のトーンが上がったから


それにドキッてする俺


もう…俺はわかったのかもしれない

理解したのかもしれない

確信したのかもしれない

さっきの峰岸との
帰る帰らないの会話で

ドキドキしたり悔しがっていらついて

ため息ついた俺も




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