女っポイ俺の恋っポイ!【長編】



立川の笑顔にドキッ―…
ってする俺も


浩平と高橋が言ってた

“やきもち”

にはちょっと違うかもしんないこど、


話してるの見て
むかついた (これがやきもちか?)俺も


全部



全部


立川のことを



気になってるから…?


やきもちってわかったら好きって思え


って言ってたよな?


俺…………



好きな…………んか?



そんなこと考えて
ますます心臓のドキドキが早まる……



と同時に少し……不安になった



だってこれから一緒に帰るんだろ?


すっげー今いやだ!
峰岸なんかに渡したくねぇ

って思ってる…

独占欲…だよなこれ


それと
俺の片思いじゃ

ないのかな…とか…


あぁ~~やだやだ

自分で好きって認めた瞬間


こんなこと思うなんて……

女々しいっつうか
弱っちいな……俺


ゃ…
そんなもんなんか?



『…君…神崎君…?』


ぅわっ…!

いきなり
名前を呼ばれて気づいたら覗きこんでた立川にびくつく俺


『な…なに?』


『いや考えごとしてたから…』


ニコッと笑う笑顔にドキドキしてくる心臓


『ぁ~…ごめん』


つい……な





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