女っポイ俺の恋っポイ!【長編】



少し後悔気味…。
な俺に立川が


『じゃあ…あれ…乗ら…ない?』

つまりつまり
言ってゆっくりと指を差す立川


その方向には馬がいてイスみたいなのがあって動いててー…


いわゆるメリーゴーランド


メリーゴーランド!?


いや、
そりゃあジェットコースター乗れないんなら?
メリーゴーランドみたいなのに乗るしかないかもしんないけど…
いくらなんでもはずすぎだょ…


この年になって…
って思う


でも…


『…ダメ?だょね』


なんて…悲しそうに、しかも可愛い顔して言ってくるから断られるはずもなくて、なくなく承知


ぁー…笑顔に弱い…
てか立川に弱い、


『じゃあ行こう!』


一気にテンションが高くなった立川

そんなに好きなのかよ…なんて思う

可愛いからいいけど


それにジェットコースター乗れないなら
ありえるかもな


メリーゴーランドかぁ……

小学校以来だなぁ…そういえば
あぁ……はずい…。


『神崎君!こっちこっち』


なんて満面の笑みを浮かべながら俺に手を降る


嬉しんだけど…。
可愛いんだけど。

周りから見られてるとおもうとなぁ…


『二人ですねー?』


『はい。』


確認されて乗り込む俺と立川

うわぁ、乗っちまったょ、

でも

へぇー色々あるじゃん。
とどこか呑気に思ってる俺



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