寂しい私に届いたプレゼント
妬み
月曜日…
【あんた…龍と付き合ってるんでしょ?】
『うん…』
いつもこそこそ言ってくるヤツらだった…
【何か知らないけど龍がいきなり私に告ってきたよ?で付き合ってんの私たち…あんた邪魔だから消えて…これ…龍からの手紙】
『えっ!?』
その手紙はボロボロだった…
見てみると…
「俺お前とはもぅ付き合う気ないから…悪いけど別れよ…」
っと書いてあった。
確かに龍の字だった…
『どうして…』
【どうしてってその手紙の通りだよ!もともと龍はあんたなんかにふさわしくなかったんだよ!!】
『龍…』
チャイムがなった。
『美鈴…どうしたの?』
泣いていた私に実夏が寄り添ってきた…
『私…龍にふられたの…
昨日約束したのに…』
『えっ!?何かの誤解じゃないの?』
『違うよ。手紙もあった…』
『そうなんだ…でも大丈夫だよ!何か龍にもあったんじゃないかな?』
『…』
『元気だして…美鈴…』
『うん…』