寂しい私に届いたプレゼント
父親
数日後…
『美鈴!!美鈴!!』
龍が大慌てでいきなり呼んできた。
『えっ!?何!?何!!』
『お前のお父さんってあんまり家に居ないんだろ?』
『うん…』
『お父さんきっと就職場所を探しに行ってるんだゃ!!』
『え!!?そんなの…ありえないよ…』
『俺見たんだ!!美鈴のお父さんが不採用って言われてるのに真剣に頼んでるとこを!!』
『人違いだって!期待させないでよ!そんなの…今まで何回不採用になったことになるのよ!お父さんは…お父さんは…悪い人だからそんなことしない!!』
『まっ麻薬は…悪いことだけど…きっとお父さんはお父さんなりに頑張ってるんだよ!!俺はそう信じる!!だって…だって大切な美鈴のお父さんだから…』
『龍…でもいくらなんでも信じれない…ごめん…龍…』
私は信じなかった…