寂しい私に届いたプレゼント
学校
昨日の夜は特に
ひどかった…
朝、顔を洗うと…
目がしびれた…
鏡を見てみると…
目が腫れていて
麻痺していた…
私は眼帯をして
学校へ行くことにした…
『美鈴ー!ご飯よー!』
『わかったー』
父は夕方帰ってきて…
暴力を振るい気がすむと
また出かける…
そんな毎日、
おまけにお母さんが
働いている。
『美鈴?どうしたの?その目…お父さん…!?』
『…ごめんなさい
朝からお父さんの話ししないで?』
『美鈴…』
『行ってきます…』
『美鈴!ちょっと待って!美鈴!』
ガチャン…
私は《お父さん》
と聞くだけで夜の悲しみと憎しみがわいてくる…