寂しい私に届いたプレゼント


『おはよう!美鈴!』

『おはよー…実夏』

実夏は唯一の友達…
家庭環境が悪いと
評判になっている私の
近くに誰もよって
来なかった
むしろ避けられた…

『目どうしたの?』

『…あぁ…ちょっとぶつけただけ…』

『そうなんだぁ…
もぅ!美鈴はおっちょこちょいだなぁー』

実夏はいつも家庭の
ことは口に出さず
きずかないフリを
してくれた…
なのに周りからは…
【またやれたんじゃない?痛そうー!怖いね…関わらない方がいいよね…】
こそこそ言われていた…


『実夏…ありがと。』

『何言い出すの?急にー
あははー!
あっ!そうだ!今日一時間目から体育だよ!
最悪ー!しかも男子も一緒にするんだってー!』

『最悪だね!バスケだったけ?』

『そうだよ!着替えに行こっか♪』

『うん☆』


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