【続】インナーラブ~俺は荒海47歳~
パーティーの夜に
総務部の代表が招かれるパーティーの案内状が届いた。
俺の一番かわいがっている部下の相川が教えてくれた。
「このパーティーには、毎年女性社員を連れていかなきゃいけないんですよ~!荒海部長になら、誰でもついてきますよ。選び放題じゃないですか~!」
「あほか、お前!!」
彼女ができたばかりの相川の頭を叩き、隣にいる彼女にごめんと謝った。
この相川、かなりのイケメンで、とにかく爽やか。
もし、彼女がいなかったら俺は嫉妬してしまっていたかも知れない。
山口とも仲が良さそうだから。