【続】インナーラブ~俺は荒海47歳~
「何やねん!お前給料少ないんやから、払わんでええねん。あほ~」
「これ・・・どうしても自分で買いたくて」
はい、と照れながら俺に手渡した。
渡されたのは、ストラップと・・・
もうひとつは、健康お守りだった。
「真奈美・・・俺に長生きせーってことやな?」
「うん。元気でいつまでも一緒にいたいってことだよ。もう部長もいい歳なんだから、お酒も油ものも控えてね」
急に嫁はんっぽくなった真奈美が
めっちゃかわいいんやけど。
「はいはい。俺はもうお前の手のひらで転がってるから、好きにして」