流れ星【実話】
あたしの学校では
学年で2クラスずつ
別れてそこから
青団・赤団・黄団に
別れて団ごとで
競い合う運動会だった。
あたしのクラスは
2組と組んで青団。
3組と6組が組んで赤団。
4組と5組が組んで黄団
となっていた。
今日は体育館で
団長発表の日だった。
団長は目立つし毎年
何故かかっこいい人が
多かった。
「今年は誰やろーね♪」
沙也が喋りかけてきた。
「思う♪盛り上げて
くれる人がいいなー」
生徒会の人が
発表を始めた。
「今から団長発表を
始めます。
まず青団から。
今年の青団団長は…
3年1組の松下徹さんです!」
パチパチパチ…
うちのクラスの
ムードメーカーだった。
「そして赤団団長は
3年6組の坂下隼人さん!」
パチパチパチ…
えっ?隼人?
隼人が団長?!
うわ〜やばい。
超かっこいいじゃん…。
「そして黄団の団長は
中瀬周さんです!」
パチパチパチ…
知らない人だった。
「今年もみんなで
盛り上げて楽しい
運動会にしましょう!」
パチパチパチ…