流れ星【実話】
午後には障害物走と
徒競走があった。
障害物はあたしが
出る競技。
平均台渡って
縄跳びしてー…
みたいな感じだった。
すごいドキドキして
走ったけど結果は
2位だった。
団へのポイントは
3位までが入るから
あたしも団の力になれて
よかった!
障害物のあとは
男子の徒競走だった。
足の速い隼人は絶対
徒競走だろうなー…と
思って見てた。
入場してきて列を
見るとやっぱり隼人はいた。
靴ひもを結んでる姿が
かっこよくて…。
団は違うけど
隼人を応援したくなった。
「位置について!
よーい…ドン!」
隼人の番。
隼人が走った。
すごく速くてもちろん
一位でゴール。
一位の旗持って
全然疲れた素振りも
見せなくて…。
思わず見とれてしまった。