恋愛初心者×恋愛上級者
「でも、あたしは玲央を信じてる。」
「ルリ………」


裕汰があたしを切ない顔でみる。


「ありがと、裕汰。裕汰の気持ちには応えられないけどね、あたしは裕汰がだいすきよ。」
「はい……」

「えっ?」
「わかりました、瑠璃。」

裕汰が、片言の日本語じゃない?


「サ、マチマショウ。」
「うん……」


気のせいかな……

だよね、わざと片言の日本語なんて、ボ〇ーオロゴンじゃあるまいし。


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