恋愛初心者×恋愛上級者
「アッ…」

美由の声が響く。

晴香と違ってマジ疲れる。

しつこいからセフレしてやってんのに。


立場、わかってんのか、こいつ。


ラブホみたいな感じの部屋。


ピンク照明。
一つのベッド。


それにあわせるように、女はなく。


晴香……
俺は、マジで晴香が好きだ。

フッたけど…
晴香がマジにすきなんだ。



俺は、美由なんかどうでもよかった。

早くすませたい、ただ、それだけだった。


この行為に、愛などない。






これは、二人とも承知だ。


欲求解消のためだ。

ここでは、愛を求めてはいけない。所詮愛なんてものは、義理でしかないと考えているんだから。









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