恋愛初心者×恋愛上級者
「あの、ちょっと…」


彼のつかむ手がいたい。

「あの?」


「ぐッ!?」

彼が振り向いた瞬間、あたしは、みぞおちをうたれ、気絶してしまった。



その時気付いたんだ。


彼は、“俊”だということに。










< 99 / 150 >

この作品をシェア

pagetop