涙の終りに ~my first love~
「なんて事だ・・・ 」

帰りのバスでオレと会うのを避けて時間帯を変更したとばかり思っていたが、
実は彼女は亡くなっていたなんて。

オレの中にある罪の意識は
「いつかどこかで逢える、その時は必ず傷つけた事を謝ろう」といつも先送りにしていた。

でもそれも不可能と知ったこの瞬間から罪は懺悔として心に残る事になった。
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