涙の終りに ~my first love~
次の日は酷い二日酔いで割れそうな頭を抱えフラフラしながらも、
車のハンドルを握り仕事に行った。

今もそうだけど当時から風邪は別として、”二日酔いは自分の不始末”。

だから二日酔いぐらいで会社を休んではいけないみたいなこだわりがあった。

道中気分が悪くなり、何度も吐きそうになりながらなんとか会社まで辿り着いて駐車場に車を止めると、シートを倒して横になり始業開始ギリギリまで休んでからタイムカードを打ちに行った。

すると思わぬ展開があった。
< 78 / 105 >

この作品をシェア

pagetop