私、メリーさん
前屈みになった私は、ナイフを振り切った状態のままでメリーさんの両目を睨みつける。

直後、メリーさんは何事もなかったのように消えた。

ミラービルには、疲れきった私の姿だけが映っている。

私は自分の携帯電話を拾い上げると、メリーさんの電話番号を着信拒否にしてから、ポケットにしまった。
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