―ホストな恋―
あたしは何も言えなかった…。

淳さんは勝ち誇った顔でカナが座っていた席に座った。

「これで済むと思わんといてや。あたしはどんな事しても絶対アンタとヨシを別れさせたるから!」

…怖い…。

あたしはこれからどぉなんの?

ただ好きな人と一緒に居たいだけやのに…。

そんなに悪い事してんのかなぁ…。

一緒に居た真希に今日の事は智に言わない様にお願いした。

真希は最初は反対したけど…。

最後にはあたしの気持を優先してくれた。

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