―ホストな恋―
「…どうしたん?いきなり…」

「前から考えててんけど…俺とおったら…金なんか稼がんでもいいやろ…?」

「え…でも…」

俯いて黙り込むあたしを優しく抱き締めてくれる智。

「…美咲の気持ちもわかるから…今すぐじゃなくていいから…少しは考えてみて…?」

「…うん…」

確かに智の言う通り。

あたしの収入なんか…智の収入の半分にも満たない。

…でも…今では指名も増えてきてやっとno.3をキープ出来る様になったのに…。


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