VOICE-君の声に恋をした-

「ふぅ…ついた」

今日のスタジオから学校までは歩いてもそう遠くない。


だからこそ朝でも仕事に行ったんだけど。



俺の通う高校は芸能活動も簡単に認めてくれる。


よほど知名度がほしいんだろうな。


まだできたての学校らしいから。


綺麗な学校に通えるし、仕事にもいけるし、サボれるし。

俺にとってはなんともお得だ。



そして俺は、今昼休みくらいかな…と思いながら校門を通った。

< 5 / 8 >

この作品をシェア

pagetop