VOICE-君の声に恋をした-
学校に入ると校内はまだ静かだった。

どうやら昼休みまでにはもう少し時間があるようだ。


ちょっと授業に出るのもめんどくさいので、俺は静かに屋上に向かった。



この学校の屋上はサボるには最適な場所。

大声で喋っても聞こえないらしいのだ。

一応私立だから壁が厚いんだとさ。

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