改定版・キスからはじまる恋
「旭」


東は、私の頭を撫でながら名前を呼んだ。


なんか、心に触れられてる感じ。


穏やかになる。


黒い私の心が洗われるようだ。



「旭、涙。」


「えっ?」


私が吃驚して東を見ると私の涙を拭ってくれた。


私は....


「俺の前でだけだよ。」


そう言って、またキスをした。


いつもは、軽い冗談のようなキスだったのに。


東のキスは、なんか気持ちが伝わるキスだった。
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