神のLetter
「私と友達?
本気で言ってるの?」
園田さんは私に優しく微笑んで
「えぇ。
本気よ。貴女みたいな気になる女性を見るのは初めてだもの。」
そりゃそうよ。
私みたいな変り者は、この世に百人と居ないでしょうね。
「あら、気を悪くしたかしら。
ごめんなさい。」
まぁ、性格は宜しいようで?
でも気が合うかしらね……。
こんな私を
園田さんは受け入れてくれるかしら。
不安ばかりよ。
まだ孤独の中で生きていた方が良いかもだし。
でも……。
私も変わらないといけないのかしら。
園田さんは、じっと私を見つめる。