神のLetter
【生きる意味】
〜涙と過去〜
何時も園田さんは笑顔で、私に弱さを見せなかった。
その分、私は園田さんへの興味が高まった。
貴女を信じた事で人の温かさを知り、貴女に出会わなかったら私は孤独から抜け出せなかったから。
「針陏さん?
何か考え事?」
教室移動の時、ボーッとしてた私に笑顔で話し掛ける園田さん。
「何でも無いわ。」
また、笑顔を見せれた私。
その私の笑顔だけで安心すると
園田さんはよく言う。
孤独から抜け出せた私に、少しだけ勇気と言うものが欲しい。
貴女を救える勇気を……。