神のLetter
【家族】一年
針陏 ○○
『私の家族は
皆
化け物です。
私を殺そうと
私を一人にしてく。
そのうち
外に出ると
父親の狼が
「りんごはいらないか?」
って誘うの。
私はいらないって言うのに
母親の魔女が
「紅茶もあるよ。」
って手招きするの。
私は仕方なく
狼と魔女についていく。
森の中は
綺麗な花々が咲き乱れて、
花園のようだったのに……。
所々に骸骨が見えるの。
殺される
って気づいて
狼に殺される瞬間
目が覚める。