冬と恋と君と【短】


「そうかなぁ。

あたしは変わらないと思うけどな。」



ひかるがまたしてもさらりと自分の意見を言った。



あたしもそうだと思いたいけど、あたしは健太を見てるから…


わかってしまうんだ。







「さらっ!

さんきゅー!」



健太がそう言ってノートを返しにきた。


ノートを受け取ると、一緒にチョコレートが渡された。




「チョコレートはお礼ね~♪」


そう言ってまた自分の席に戻って行った。



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