独眼狼ーワンアイウルフー



『レクス!!』
『レクスさん!!』


ケビィンとルイが援護に回ろうとした時、白い機械獣の操縦士が笛を吹いた。

甲高い笛の音が、ランブル荒野に響き渡る。

その笛の音が響き渡ると同時に近くの岩陰から、次の刺客が姿を見せた。


……レクス達の目の前に現れたのは、タイガー3体とクロウが2体。

タイガーとクロウは、レクスとケビィン達との間に立ちはだかるようにしてケビィン達を睨み続ける。


『俺がケルベロスを殺る。お前達は、そいつらを頼む』
『了解しました、中尉』


白い機械獣の操縦士が指示を出しタイガーとクロウの操縦士は、それに従う。


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