ブルーベリー


お店に着いて
買い出しの道具を
買い終えた後


『ねーなんか暑いから
みんなにアイス
買ってこう?』

るいが提案した。


『そうだね。
でもうちら行灯メンバー分の金ねーよ。』

ゆりが不満げに嘆いた。

『ってかうちらの分だけでいいじゃん。
こっちは暑い中歩いて
来たんだからさ。』

かなえが言った。


『だよねーじゃぁうちらだけの分にすっか。』

ゆりは納得しながら喜んで
アイス売り場に行った。


まぁ仕方ないかと思いながらるいもアイス売り場でアイスを選んでいた。


でもるいは考えた。
うちらは確かに買い出しで
歩いて疲れながら
ここまで来たけど
大山君やかずや達は
今も外で作業してるのに。
うちらだけこんな
ズルい事してて
いいのかな。


『ねーやっぱうちらだけ食べるのは良くないよ。
うちみんなの分
買ってくね。』


るいは言った。


『そっかーそうだな。
みんなに買ってっか。』


ゆりは
了承してくれた。


『まぁ……
しょうがないよね。
全員分とか面倒くさ。』


かなえは最後まで
文句を言ってた。


でも結局はみんなにアイスを買って帰って来た。


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