お兄=秘密彼氏
朝ごはんを並べてお兄を待つ。



………あれっ?



なんか 私



忘れてる?




なんだっけ………





「姉貴さぁ いいの?」



「ん−?何が?」



「姉貴 生徒会の役員なんだから
早く行かなきゃ行けないんじゃねぇ?」




……生徒会?


………役員?






「あぁぁぁぁ!!!!!!!
すっかり忘れてた!!」



「やっぱり…」




どうしよ…


このままじゃ 遅刻だよぉ−!!



「ちょっと 昌樹!
お弁当 お兄のと一緒にテーブルの上にあるから忘れないでね!?」





それだけ言って私はリビングを出た。





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